Jリーガーになれる確率は? データから見る現状とキャリア戦略

今回は、「Jリーガー」(プロサッカー選手)になれる確率、についてお話したいと思います。

小学生からサッカーを始める子は多いと思います。
多くの子は「プロになりたい!」と思ってプレーしていると思います。

では、その小学生たちは、高校生、大学生という、プロに入団できる年齢になってから、どのくらいの子がプロになれるのでしょうか。

日本サッカー協会のデータから考えたいと思います。

登録人数(2016年のデータより)

・4種(小学生)登録人数 289,919人
・3種(中学生)登録人数 260,043
・2種(高校生)登録人数 178,577人
・1種(大学・社会人)登録人数 150,489人

このデータは、全国で日本サッカー協会に登録している選手の数です。

2016年時点での小学生の登録人数は約29万人、中学生は26万人です。
小学生から中学生になるにあたってサッカーを辞めてしまう子は数万人いるということですが、90%くらいの子はそのままサッカーを続けているということですね。

ところが、中学生から高校生になるにあたって、10万人近くもサッカーを辞めてしまっています。

「高校生→大学・社会人」 の場合はそれほど登録数が減らないということを考えると、「中学生→高校生」というのは、非常に大きなハードルであるということが言えます。

プロになるためには、まずは、この「中学生から高校生になるにあたって、サッカーを辞めないで続けられるかどうか」というのが非常に大きな要因になるということが言えます。

逆にいえば、「中学生から高校生になるにあたってサッカーを続ければ、大学生や社会人になってもサッカーを続けられる場合が多い」ということです。

どれくらいの選手がプロになれるのか

中学生から高校生になってもサッカーを続ける、という第一の壁を乗り越えた子たち。
その子たちの、次の壁である「プロになる」ということ考えます。

次のデータは2017年にJリーグに入団した選手の数です。

【J1・18クラブ】
高校生 14名
大学生 13名
昇格 23名(13クラブ)

【J2・22クラブ】
高校生 9名
大学生 29名
昇格 12名(11クラブ)

【J3・16クラブ】
高校生 1名
大学生 19名
昇格 2名(2クラブ)

【J合計】
高校生 24名
大学生 62名
昇格 37名

J1・J2・J3をすべて含めると、高校生は24名、大学生は62名がプロとしてのスタートを切りました。

高校生の場合、高校3年生が卒業時にプロになるということですので、

・2種(高校生)登録人数 178,577人 ÷ 3 で、1学年当たりの人数をざっと算出します。

そうすると、全国で約6万人の高校3年生が2016年に2種登録をしているということになります。

その6万人の高校3年生うち、プロになれたのは24名ということになります。
60,000 ÷ 24 = 2500

ということで、高校3年生の2500人に1人がプロになったということです。

この数字を、多いと思うか少ないと思うかは人それぞれですが、単純に、1つの部活に20名程度の高校3年生がいたとしたら、自分の周りにある高校の、100校に1人くらいがプロになっているという感じです。
※実際は、同じ高校から複数の選手がプロに入団するケースがありますので、あまり参考にはなりませんが。

高校生からプロになるよりも、大学生からプロになる選手のほうが多いですので、国内でプロサッカー選手になりたい場合は、最初からサッカー強豪の大学を目指してキャリア戦略を立てる、というほうがよいかも知れません。

大学でサッカーだけではなく、しっかりと勉強もして、単位を取って、卒論も書けば、たとえプロサッカー選手を数年で引退することになったとしても、「第二新卒」のような扱いで採用をしてくれる一般企業は少なくないと思われます。

どのような進路をとるべきなのか

実際、高校生や大学生がプロサッカー選手になるに当たっては、「サッカー強豪校」と言われるような、ある一定の学校の学生が指名される場合が多くなっています。
2017年の場合で言うと、早稲田ユナイテッド横浜の地元である「神奈川」では「桐光学園」、千葉の名門「市立船橋」、九州の名門「東福岡」などです。
大学では、「早稲田大学」、「法政大学」、「明治大学」、「流通経済大」などです。

こういった学校ではない場合、プロに指名されるのは難しくなります。
というより、こういった学校で「レギュラーメンバーの中でもトップクラス」くらいの実力がないとプロに入れないからです。

プロ野球の場合は、甲子園などにも全く出場したことのない無名校の選手が、突然ドラフト指名されることがありますが、サッカーの場合はそういったことはほぼないと思われます。

上記のように、プロとして入団に結び付きやすい学校がほぼ決まっているからです。

ワセダクラブ横浜では、地元の神奈川や、東京といった近隣の強豪校はもちろんですが、地方の強豪校にも進めるように進路支援を致します。

まずは、「中学から高校になってもサッカーを続けること」「なるべく強豪校に入ること」がプロになる上で非常に大切な要素になります。

ぜひお気軽に進路相談してくださいね☆

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