文武両道が求められる時代背景

近年、改めて「文武両道」ということが注目を集めています。

早稲田大学では、2014年度より「早稲田アスリートプログラム(WAP)」という、、早稲田スポーツの体現者であるすべての体育各部部員を対象に、競技スポーツセンターが中心となり提供する”学生アスリートの育成プログラム”を開始しました。

このプログラムの目的は、文武両道を体現する学生アスリートを育成し、社会を支えるグローバルリーダーを輩出することです。

一方、慶應義塾大学でも「文武両道」の精神こそが学生スポーツの本質であると捉え、学問によって知性・教養を高め、スポーツによって心体を鍛えるために挑戦を続けるとし、「学生スポーツの未来を担う」というスローガンによるシンポジウムを2017年に開催しました。

このように、日本のトップレベルである早稲田、慶應義塾といった大学でも、「文武両道の人材を育成する」ということに非常に重点を置くようになってきています。

1日2時間の練習で全国準優勝! 久我山高校サッカー部が示した「文武両道」の本質とは?

「ダヴィンチ・ニュース」ホームページより

ではなぜ、文武両道が求められるのでしょうか。

1.ほとんどのスポーツ選手は、「スポーツだけ」では生活することができない

プロサッカー選手やプロ野球選手に憧れるお子様は多いです。

もちろん早稲田ユナイテッド横浜でも、お子様がプロ選手になれるように全力でサポート致します。

ですが、プロ選手になること、さらに超一流のプロ選手として生計を立てることは、広大な砂漠の中から1粒の砂を見つけるくらいに難しいことです。

したがって、「プロスポーツ選手を目指す」子どもたちの将来の多くは、むしろ99%以上は、残念ながら「スポーツでは生計を立てることができない」というのが現実です。

そうした中で、小学校、中学校、高校、大学と、「スポーツしかやってこなかった」としたら、どうなるでしょうか。

  1. ・スポーツ以外のことに興味が持てない
  2. ・本を読んだり文章を書いたりすることが苦手
  3. ・PCの操作やソフトの使い方が分からない
  4. ・同時並行して様々な課題をこなせない
  5. ・自分がなにをしたらよいか、何ができるかわからない

多くのスポーツ学生は、こうした状況に陥ります。

このような状況で社会に出るとしたら、よほどの生まれ持った素質がない限り、所得の高い仕事や、他人が簡単にマネのできないスキルが必要な職業、といったことに就くのが非常に困難になります。

したがって、「元スポーツ選手」はどうしても「体力勝負」のような仕事に就くことが多くなる傾向にあります。

従来までは、「スポーツで培った体力と精神力で、タフな仕事もこなします」というのは企業としても非常に受けがよく、「体育会採用」という採用枠があるほど、「スポーツ学生」に対しての一定の期待はありました。

ところが、近年、一気に労働環境が変化してきているのです。

2.職業の国際化、機械化、自動化

ここ数年、高齢者の介護などを行う介護職は東南アジア圏を中心とした外国人労働者の比率が一気に増加しました。

東京都心のコンビニなどでも、かなりの数の外国人が働いています。

さらに、「元スポーツ選手」の受け皿的な業界であった、「建設業」や「製造業」といった業種でも、国内、海外を問わず、国の方針として「外国人労働者を活用しなければならない」という状況になっています。

さらに、IT技術の高度化によって、人工知能や、ロボットといった、いままで人が手作業でやっていたような作業を一瞬にして自動で終わらせてしまうという、労働環境の激変が起こっています。

わたしの仕事、ロボットに奪われますか?

日本経済新聞ホームページより

したがって、上記のような「スポーツしかやってこなかった」という学生や若年層にとっては、ますます「手に職をつける」ことが困難な時代になってきました。

「スポーツ学生」が得意にしている、どちらかというと「体力勝負」のような仕事は、外国人やロボットといった新たな労働力にとって代わられる時代になってしまったからです。

昨年、厚生労働省が発表した調査によると、「所得格差」は過去最大になっているとのことです。

今後もこの状況は続くと思われます。

こうした社会情勢の中では、「スポーツだけをがんばればいい」というのは通用しない時代になっているというのがご理解いただけると思います。

では、どうすればこの時代を切り開ける人材となれるでしょうか。

早稲田ユナイテッド横浜で実現する文武両道とは

上記のような、「スポーツだけでは食べていくことができない」、「労働環境の激変」ということを乗り越えるためには、「どんな仕事をするにしても通用する、ベースとなるスキル」を幼少期から育む必要があります。

それは、

  1. ・自分の考えを論理的にまとめて、わかりやすく他人に伝えること
  2. ・他人の意見や考えをよく知り、置かれている立場などを理解すること
  3. ・自分がやりたいことに対して、他者を巻き込むようなリーダーシップがあること
  4. ・他人が困っているときに、進んで手助けをしようとすること
  5. ・客観的に自分と他人を比較、分析したり、自らの課題を認識しクリアしていくこと
  6. ・感情的にならずに、どうすれば最適な答えが出せるか冷静でいられること
  7. ・自分ができること、やりたいこと、やるべきことをしっかりと認識できること

などです。

こうした能力や意識は一部の天才だけが持っている「天性の素質」ではありません。

個人個人の差は当然ありますが、これらは後から身につけることができるのです。

早稲田ユナイテッド横浜では、サッカーなどのスポーツや勉学への取り組みといったことを通じて、上記のような「マインド」を持った人材を育成していくことを最大の目標としております。

「サッカーが上手くなる」、「勉強ができるようになる」というのはもちろん大切なことです。

しかし、「マインド」を育まないままに、例え「サッカーの技術(スキル)だけ」を磨いても、上に登りつめていくことは困難です。

サッカーを辞めた後、もしくは一般の社会人として社会で活躍する場合も、必ず大切になる要素です。

早稲田ユナイテッド横浜では、「スポーツや勉強を通じて人生を切り開く力を身につける」という理念のもと、文武両道型人材の育成に取り組んで参ります。

早稲田ユナイテッド横浜のミッション・ビジョン・バリュー

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