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スポーツと勉強を両立するということ

今回は、「勉強ができる子(得意)はスポーツもできるのか(得意なのか)?」、について考えたいと思います。

日本の社会では、「勉強は頭で、運動は身体でする」と考える風潮があります。

「頭がよいから勉強をさせる」「運動神経がよいから運動(スポーツ)をさせる」というのは、確かに分かりやすいです。

しかし、それは全くの誤解であるということが分かっています。

勉強と運動は分けて考えない(一緒のものである)

漢字や九九を覚える、いわゆる勉強と、箸の使い方やサッカーボールの蹴り方の動作を覚えることとは、脳の中の記憶の仕組み、神経の中を信号が通る道筋=パターンをつくるという意味では、基本的に同じと考えてよいとされています。

勉強して覚えたことは、文字を書いたり、キーボードをたたいたりして表現をします。このような細かい動作は、走ったり、ボールを蹴ったりするダイナミックな動作と同じで、すべて脳の命令で筋肉が活動して生じます。それらは、運動の強度が異なるだけなのです。
よく「身体で覚える」と言いますが、筋肉が記憶をする訳ではなく、「脳が覚える」のです。
ですので、勉強だけでなく、運動も「脳」が行なう、ということになります。

長時間ゲームやテレビを見ると脳が劣化する!?

近年、テレビ、パソコン、スマートフォン、ゲームなど、液晶画面を見続けることが多い社会になっています。
長時間テレビをみたりゲームをしたりしている子どもは少なくないと思います。

画面を見続けると「脳だけが疲労する」状態になってしまいます。
これが続くと、「脳が劣化」すると言われています。子どもは面白いからゲームをします。ゲームは売れるから、製作会社はどんどん開発にお金をかける。とんでもないお金を投入してゲームがつくられています。どんどん面白いものをつくっていきます。
長時間ゲームをやり続けることで身体を動かさないことが当たり前になると、心身が疲労していきます。

中学時代の部活動と高校偏差値の関係

文部科学省が平成19年に行った調査によると、運動部に入っている子ども多い中学校は、進学する高校の偏差値が高い、という結果を発表しました。
どのようにデータを取ったのか、それぞれのデータの定義はどうなっているのか、ということが分かりませんので絶対にこのデータが正しいとは言い切れませんが、かなりはっきりと相関関係が出ているのを見ると、やはり「運動」と「勉強」には一定以上の関係性がある、ということは言えます。

中学生時代の運動部入部率と進学した高校の偏差値の関係

海外でもこのような研究が行われており、アメリカのイリノイ州やカリフォルニア州でも同じような結果が報告されているそうです。

ただし、運動をやりすぎると身体が疲れすぎて、家に帰ってからの勉強ができなくなってしまいます。
日本の中学校の運動部は週に5日も6日も練習することが多いので、そうした状況で勉強を両立するというのはかなり難しいという現実もあります。

早稲田ユナイテッド横浜では週3以上の活動や長時間に渡る練習は行いません。
それは、上記のように脳と身体にとって良くないということが科学的に分かっているからです。

まとめ

「勉強とスポーツの関係」というのを、国のデータなどを交えてご紹介いたしました。

■今回のポイント
・勉強もスポーツも脳が働く仕組みや神経の伝達は同じ

・ゲームやテレビの見すぎで「脳だけが疲労」するような状態を作らないようにする

・適度に運動を行うことによって学力もアップする。

 

「文武両道」は大人になってからも一生役に立つ貴重な財産になります!
少しずつ習慣にできるように身につけていきましょう!

今回参考にした書籍:「スポーツのできる子どもは勉強もできる」 深代千之 長田渚左 幻冬舎新書
「文武両道」を実現する、早稲田ユナイテッド横浜のIT学習塾

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